アクリル絵の具の魅力
小学校の時、中学校の時、絵具で絵を描いたことはあるでしょうか。多くの方が一番初めに使った絵具は、子供用の水で溶く絵具だったと思います。その時、こんな思いをしたことはないでしょうか。
- 「たくさんの色を使っているうちに色が汚くなってしまった。」
- 「何回も書き直していたら紙がたわんで毛羽立ってきた。」
- 「筆やバケツから水がこぼれて上手く描けた部分が台無し。」
- 「隣の色と混ざってほしくないのに、水で溶けて混ざってしまった。」
上手に描けない自分に苛々し、最後にはこう思います。
「全然描けない!もう絵なんて描きたくない!」
私も思っていました。そんな中、画期的な絵具に出会います。それがアクリル絵の具です。
アクリル絵の具の魅力
- 1. 一度乾いたら水に溶けない。
- アクリル絵の具は乾いたら乾いたままです。乾燥後は水溶性でないため、強くこすらない限り絵具が落ちることはありません。「思わぬところに水が垂れてしまった!」大丈夫です、乾いていれば上からティッシュで拭き取れます。
- 2. 速乾性である。
- アクリル絵の具は油絵具などに比べ乾きがとても早いです。なので、描きたい部分にすぐ書くことができる画材といえます。
- 3. 下の色と混ざらず重ね塗りができる。
- 下の絵具の影響を受けにくいため、上手く描けなかった部分は上から描きなおせます。全ての面に色を塗ってから上から全く違う色で絵を描きたい、水彩絵具なら無理でもアクリル絵の具ならできます。
- 4. 絵具が乾く前は水で描ける、洗える。
- 乾くと水に溶けないのに、乾く前は水で描けます。油などの道具も要ありません、私たちが小学校の時に使っていたようなバケツや筆で描けてしまうのです。
- 5. 幅広い表現力。
- 水の量やメディウムという混合物の量、描画技法によってポスター調、水彩調、油絵調など様々な表現が可能です。
絵は天性の才能だと思っている方は多いですが、それよりも描く時間を持続させるということが大切です。楽しく描くことができれば描く時間が増え、描く時間が増えれば絵は必然的に上手くなり、もっと描きたくなります。そのため、道具と自分との相性は非常に重要です。水彩絵具は合わなくても油絵具なら、油絵具が合わなくてもアクリル絵具なら、ということは多くあります。そのためにも、自分が楽しく描ける画材は何か、見極めることが大切です。
このサイトでは、アクリル絵の具について、詳しく説明をしています。あなたが楽しく描くために、ぜひとも画材にアクリル絵の具を検討してみてください。