線の太さを簡単に調節できる「烏口」とは?
烏口とは
烏口(カラス口)とは、先端にカラスの口のような形の金属パーツが付いた製図に使われるペンです。
細く均一な太さの線を引くことができ、自分で好きな絵具やインクを充填することができます。
烏口にはカラスが口を開けるようにパーツが縦に開閉できる英式と、扇のようにパーツが横に開く独式があります。
また、曲線を描くための回転烏口や、平行した曲線が描ける双頭回転烏口など、様々な種類があります。
烏口のメリット
絵の具用の筆で線を描こうとすると、線が震えてしまったり、太さが均一にならなかったりと、なかなか描きたいように描けないことが多いです。
細い線を製図用のペンなどで描こうとすると、製図用のインクが必要になるため使いたい色で線が描けません。
烏口は絵の具で線を引くことが出来るので、自分の使いたい色で線を引くことができます。
筆とちがい、ねじを調整することで簡単に線の太さを変えることが出来ます。
また、定規にあてて使用できるため、まっすぐな直線を描くことが出来るのも利点の一つです。
烏口のデメリット
烏口を使いこなすのは少々難しく、思うように線を使うにはコツが要ります。
絵の具の粘度が高いと上手く描くことができず、逆に水が多すぎると薄い線になり滲んでしまいます。
また、ネジを緩めすぎたり、絵の具を充填しすぎたりすると、烏口の横部分から絵の具が画面に垂れて汚れます。
掃除が大変というのもデメリットとしてあげることができます。
ペンにインクの汚れが残って固まってしまうと、きれいな線をかけなくなってしまうこともあります。
烏口を使用した方がいい時
「直線を引くだけならば、烏口よりも溝引きのほうが手軽だ」と言う人もいれば、「溝引きは手が震えるため烏口の方が使いやすい」という人もいます。
装飾や文様の様な細く均一な曲線を引くときは面相筆だと困難なことが多く、そういった細かい絵を描きたい場合は烏口を使うことをおすすめします。
また烏口の先端の当てる方向やスピード、絵の具やインクの量、軸の傾きを自在に操り抑揚の付いた美しいフォントや模様を描く人もいます。
円形を描きたい場合、筆は使えないので烏口を使います。製図用コンパスのセットには烏口が付属しているものがあり、鉛筆にあたる部分に烏口を装着することができます。基本的な使い方は通常の烏口と変わりません。
烏口の詳しい使い方は「烏口を使って描く」で説明しています。
絵の具用の筆で線を描こうとすると、線が震えてしまったり、太さが均一にならなかったりと、なかなか描きたいように描けないことが多いです。
細い線を製図用のペンなどで描こうとすると、製図用のインクが必要になるため使いたい色で線が描けません。
烏口は絵の具で線を引くことが出来るので、自分の使いたい色で線を引くことができます。
筆とちがい、ねじを調整することで簡単に線の太さを変えることが出来ます。
また、定規にあてて使用できるため、まっすぐな直線を描くことが出来るのも利点の一つです。
烏口を使いこなすのは少々難しく、思うように線を使うにはコツが要ります。
絵の具の粘度が高いと上手く描くことができず、逆に水が多すぎると薄い線になり滲んでしまいます。
また、ネジを緩めすぎたり、絵の具を充填しすぎたりすると、烏口の横部分から絵の具が画面に垂れて汚れます。
掃除が大変というのもデメリットとしてあげることができます。
ペンにインクの汚れが残って固まってしまうと、きれいな線をかけなくなってしまうこともあります。
烏口を使用した方がいい時
「直線を引くだけならば、烏口よりも溝引きのほうが手軽だ」と言う人もいれば、「溝引きは手が震えるため烏口の方が使いやすい」という人もいます。
装飾や文様の様な細く均一な曲線を引くときは面相筆だと困難なことが多く、そういった細かい絵を描きたい場合は烏口を使うことをおすすめします。
また烏口の先端の当てる方向やスピード、絵の具やインクの量、軸の傾きを自在に操り抑揚の付いた美しいフォントや模様を描く人もいます。
円形を描きたい場合、筆は使えないので烏口を使います。製図用コンパスのセットには烏口が付属しているものがあり、鉛筆にあたる部分に烏口を装着することができます。基本的な使い方は通常の烏口と変わりません。
烏口の詳しい使い方は「烏口を使って描く」で説明しています。