アメリカのボクー社が開発した「MAGNA」とは

アメリカ発のアクリル絵の具「Magna」

マグナ(Magna)」とは、アクリル絵の具の開発初期、1948年にアメリカのボクー社(Bocour Artists Colors)によって製品化された、溶剤型のアクリル絵の具です。

アメリカの著名なポップアーティストのロイ・リキテンスタイン(Roy Lichtenstein)や画家のモーリス・ルイス(Morris Louis)は、マグナを使用した作品を生み出しました。

「マグナ」はレオナルド・ボクー(Leonard Bocour)とその甥サム・ゴールデン(Sam Golden)などの開発者達によって作られました。サム・ゴールデンは後にゴールデン社(Golden Artist Colors, Inc.)を息子マーク・ゴールデン(Mark Golden)と作り、ゴールデン社は今でも水性エマルション型アクリル絵の具から絵画修復用の溶剤型アクリル絵の具のMSA絵の具(Mineral Spirit Acrylic Colors)まで様々な絵の具とその周りの画材を製造しています。日本では1997年にターナー色彩株式会社(大阪)と提携し「ゴールデンアクリリックス」などを発売しています。

参考元
Golden Artist Colors「History」
http://www.goldenpaints.com/history
最新アクセス日:2017年6月8日日
ターナー色彩株式会社「GOLDENの歴史」
http://www.turner.co.jp/art/golden/history/index.html
最新アクセス日:2017年6月8日
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