キャンバスの質感の調整のやり方

キャンパスの質感の調整

キャンバスの画布にはあらかじめ地塗りが施されています。キャンバスは必ず油彩/アクリル両用の下地かアクリル専用の下地が施されているものを使ってください。

画布の表面の質感を調整する場合、油彩ではキャンバスにファンデーション絵の具などが使われますがファンデーション絵の具は油彩用のためアクリル画では使えません。

アクリル絵の具の使用で調整する場合はジェッソが多く使われます。また、ジェッソを塗ると画面の強度が増します。デリングペーストを使うこともできます。

各種メディウム類は刷毛やヘラ、ローラー等で塗ってください。ジェッソの粘度が高い場合は水を加えます。

ヤスリ(サンドペーパー)をかけるときは地塗りや布地まで削らないように注意してください。地塗りは布の強度を保つ役割もあるため、ヤスリをかけすぎると布地が露出してしまいせっかくの保護の役割が台無しになってしまいます。

ジェッソやモデリングペーストについては「メディウム」の項目でも詳しく説明しています。
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