いろいろな筆洗器の形や材質について

目次
  1. 筆洗器の形・材質
    1. 角型(プラスチック)
    2. 丸形(プラスチック)
    3. 角型/丸型(陶器)
    4. ジャバラ(蛇腹)形
    5. ビニール型
    6. 組み立て式
    7. プラスチックカップ

筆洗器の形・材質

自分が使いやすい筆洗器を使うことで、作業効率を良くすることや絵の具を理想の色に保つことができます。使う場所や持ち運びの有無など、用途に合わせて揃えます。

廃液処理については「水の捨て方」で説明しています。

角型(プラスチック)

ボックス形の中に仕切りがついているスタンダードなタイプです。

正方形に近いものから長方形のものまで大きさも様々です。フチに筆を置く穴が開いていることがあります。

へりで水も切りやすくスペースの整理もしやすいことから初心者の方にもおすすめです。

丸形(プラスチック)

円筒形の中に仕切りがついているスタンダードなタイプです。

フチに筆を置く穴が開いていることがあります。仕切りのタイプは直線、円形などあり、洗いやすさ、水の切りやすさなど自分に合ったものを選びます。

角型/丸型(陶器)

水墨画や日本画用として販売されていることがあります。

陶器製のものは取手がないものが多いことや丈夫さの点から屋外使用には適しません。

ただ絵の具が乾いてこびりついたとしても除去が容易なため掃除は楽です。仕切りにくぼみがついていて筆を置くことができるタイプのものもあります。

ジャバラ(蛇腹)形

使わないときは折りたたむことができます。屋外での使用や持ち運び、仕舞っておくときに便利です。

仕切りのあるものとないものがあり、屋外使用や持ち運びに向いています。ビニールである以上特有のたわみは存在します。

ビニール型

ビニールバッグに近く、たたむことができます。

鉄などは絵具の水分で錆が出るため注意します。

組み立て式

主に3パーツを組み立てる三連式のものと2パーツを組み立てる二連式のものがあります。

パーツを重ねることができるので通常の角型よりもコンパクトに持ち運びができます。三連式は屋外で仕切りのあるバケツを使いたいときに便利です。

屋内での三連式の使用はものによっては引っ掛けてパーツがバラバラになり水がこぼれてしまう事故が起こりますので個人的にあまりおすすめしません。

ジャムの空き瓶など何でもいいです。ガラスなので容器にこびりついた絵の具もすぐに落とせます。

簡単に用意でき、経済的にも魅力的です。

プラスチックカップ

簡単な試し塗りや同系色のみで描く場合はこれでもかまいません。

耐久性は無く、色も落ちないので継続して使用するのには向いていません。

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